夜食べて痩せる

夜食べると太るのか?



「夜は寝るだけで身体を動かすことも少ないので、夜の食事は太りやすい」

というのは本当でしょうか?

ダイエットをしていると、朝と昼にしっかりと食事をして夜は少なめにしたほうが良いとよく言われますよね。

確かに朝や昼に比べて、夜は寝るまでの間活動量が少ないため食事で摂取したカロリーがそのまま脂肪にかわりそうな感じがしそうです。

今回は、ダイエットの食事でも疑問視される、夜の食事について考えていきたいと思います。

夜の食事が太るといわれる根拠とは?

夜の食事が太るといわれる根拠

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「夜は活動量が少ないので太りやすい」

「夜●●時以降は脂肪が溜まりやすいから夜はあまり食べないほうがいい」

などなど、夜の食事が太るといわれる理由には様々いわれていますよね。

では、そもそも夜の食事が太るといわれる科学的根拠とはなんなのでしょうか。

こちらについて調べてみたところ、夜の食事が太る理由は大きく2つの根拠があるといわれています。

その二つがこちら、

午後6時以降になると代謝が落ちるため

夜の食事が太るといわれる理由の大きな原因がこちらかと思います。

人間は、午後6時以降になると代謝が落ちるといわれており、代謝が落ちることで脂肪が燃えにくくなるため摂取したカロリーを消費できないということみたいですね。

なので、夜の食事は軽めにしたほうが良いといわれているようです。

夜の22時以降は「BMAL1(ビーマルワン)」が増えるため

こちらは、夜22時以降に食事をすると太るといわれている科学的根拠といわれる理由となります。

通常では、夜22時以降はすぐに就寝時間になってしまうので、寝る直前での食事はカロリーを消費出来ず、そのまま脂肪に変わってしまうといわれます。

ただ、一応科学的には夜22時以降に「BMAL1(ビーマルワン)」というたんぱく質が増えることで、脳に直接脂肪を溜め込むように指令を出すようなのです。

これが、夜22時以降に食事をすると太るといわれる科学的理由みたいですね。

ただ、その根拠は実は人間に対する研究が乏しい

以上の2つが夜の食事が太る科学的根拠と言われていますが、実はこの2つ、人間を対象にした実験ではないらしいのです。

つまり、人間に対して実験した結果が理由になっているのではなく、理論が先行して広まってしまったといった方が良いでしょう。

では、実際の人間を対象にした研究ではどうなのでしょうか

実験をする女性

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勿論理論だけではなく、ちゃんと人間を対象にした実験もいくつか行われているようで、そのじっけんでは朝たくさん食べる人と夜たくさん食べる人とを比較したものになります。

朝食と夕食どちらが太りやすいか

その実験によると、なんと朝食をたくさん食べる人の方が夕食をたくさん食べる人に比べて太りやすかったとのこと。

通常であれば、朝から夜にかけての方が行動量も多いので消費カロリーが高くなると思われていたのですが、実際は夕食のカロリーを増やした方が体重の減少度が高かったとのこと。

つまり、朝よりよる食べる方が痩せやすかったということです。

この結果には正直おどろきですね。

なぜ夜食べる方が痩せやすくなるの?

夜食べると痩せるといわれる理由には様々ありますが、一番しっくりくる理由としては ではないでしょうか。

●成長ホルモンが分泌されて睡眠の質が向上する

夜の食事は、睡眠の質を向上させるといわれる成長ホルモンが分泌しやすく、それによって痩せやすい身体になるそう。

つまり、朝より夜食べたほうが痩せるという事がわかりますね。

どのような夕食をする方が痩せやすいのか?

どんな夕食が痩せるのか?



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夜たくさん食べるほうが痩せやすくなるというのは分かりましたが、当然、ただ闇雲に夜食べれば痩せるということではないです。

では、どのように夕食を食べればよいのでしょうか。

夜に糖質を摂ると睡眠効果が向上する

まず、夜の食事に関してタブーとされてきた糖質摂取ですが、最近の研究では、夜の糖質摂取は実は痩せやすい身体を作るのに効果的なのではないかといわれています。

その理由としては、、、

そもそも、糖質制限をすると睡眠の質には悪影響があるという事が分かっています。

では、逆に夜に糖質を摂取した方が睡眠の質は上がるのではないかという研究がおこなわれたそうです。

その研究によると、

糖質にはもともと「トリプトファン」という成分を増やす働きがあり、このトリプトファンが眠りを深くしてくれるそうで、眠りが深くなることで成長ホルモンが増えて痩せやすくなります。

これを踏まえて、夜に糖質をある程度がっつり摂取したグループとあまり糖質を摂取しなかったグループでの実験がおこなわれた結果、睡眠前の夜に糖質を摂取したグループの方が睡眠時間が長くなったそうです。

しかも、眠りにつく時間も短くなり睡眠効率も改善されたようです。

つまり、睡眠前の夜に糖質を摂取する方が睡眠の質が向上するということですね。

夜の食事はどれぐらい?タイミングは?

睡眠をする前に糖質を含め食事をすると良いという研究結果が出ておりますが、では、どれぐらいの量を食べたらいいのか?また、睡眠の何分前に食べたらいいのか?についてですが、、、

残念ながら、明確な答えは未だ研究中のようなのですが、現在ある程度分かっている範囲でのお話ですが、

【 がっつり食事をしたい場合 】

寝る前の約3時間~2時間前には食事をしたほうが良い

食事をすることで、内臓が働き食べ物を消化するので、その作用によって眠りが妨げられてしまいます。

なので、がっつり夕飯を食べたい場合でしたら、睡眠前3時間~2時間前には済ませるようにしたほうがよいでしょう。

【 軽い食事をする場合 】

寝る前の約1時間半~45分前には食事をしたほうが良い

軽い食事や軽く糖質を摂取しておこうと思う程度でしたら、睡眠前の1時間半~45分ぐらい前に食べれば問題ないそうです。

 

睡眠の2時間前には食事をしないほうがいいよと言われていたことは本当のようですね。

ただ、軽い食事程度でしたらもっと短い時間でもよいということが分かりましたね。

糖質は朝食べようが夜食べようが同じだけ太る

ただし、ここで注意したいのが、睡眠の質を向上させるには夜糖質を摂った方が良いですが、夜に糖質を摂るとどうしても太るような気がしてならない。

と思う人も多いことでしょう。

しかし、朝糖質を摂ろうが夜糖質を摂ろうが同じだけ太るというのは変わりないという事が分かっています。

つまり、夜に食事をする方が睡眠の質が向上するから痩せやすいといって、必要以上のカロリーを摂取していては意味がないということですね。

まとめ

ダイエット食まとめ
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夜の食事に関しては悪いイメージしかありせんでしたが、どちらかというと朝や昼食べるよりは夜に多く食べたほうが良いという事がわかりましたね。

痩せるのに一番良い食事法は一日の総摂取カロリーを管理することですが、その総摂取カロリーの割合を夜に少し多くすることで更に効果が高まるということですね。

ただし、夜にたくさん食べてもよいとはいえ、一日の総摂取カロリーを超える食事をしないようにすることと、寝る寸前での食事は逆効果になってしまうので、そこは注意する必要がありますね。